ITマネジメント支援について

ITマネジメント支援とは


「 コンピュータシステムの弊害を刷新し、効果・効率を上げたい 」
「ITシステムの導入の目的と方向性を明らかにし、IT業務を強化したい」

を考えられている公益法人、社団法人、一般企業ほか、SIベンダーやシステム開発会社などコンピュータシステムを提供する企業を含めてIT統制・ITガバナンス*1 構築をご支援します。
 
[ 主な内容 ]
1.業務改革でITを有効活用するための企画及び、策定
2.システム導入から運用までの効果・効率支援
3.リスクに対するプロジェクト管理の支援

*1 ITガバナンスとは、IT(Information Technology)導入に対する目的、投資、効率、リスクを組織単位に継続的に健全な状態にする仕組みです。

1.業務改革でITを有効活用するための企画及び、策定
Ch011

組織体全体のコンピュータシステムは、ソーシャル・プロセスに基づいたITシステムの選定、ポリシーやISMSなどルールの意思決定プロセスに参加する仕組みを基盤にしてシステムを構築します。

組織全体の携わる利用者の考えを精査し、業務に役立つ機能やBCP対策機能を選定し、業務効率を図ることを目的にコンピュータシステムはあると考えます。
 
システム構築を実施して目的を達成するには
1.どの業務で、その効果はどれくらいか
2.目的を達成する上で、新たに発生する作業はないか
3.システム導入に関わるコストはどくらいか。費用対効果を明確にする。
4.新たなリスクに対して、回避策を明確にする。
 
システム構築の目的を達成する為の項目が定まると、次の課題を明確にすることが必要です。
1.利用者のスキルアップは実施する必要があるか
2.業務の効率を高める上で、組織体制に変更はないか
3.コンピュータやネットワークなどのアーキテクチャを明確にする。
4.セキュリティ、BCP対策、品質及び、保守性を明確にする。

 
システム構築の目的、課題が明確になると、次にITベンダーやシステム開発会社に対して、具体的なシステム提案を行うよう要求する「提案依頼書」を作成して依頼することが必要です。
 
「提案依頼書」の主な項目
・提案書の形式、提出期限、提出先、提出方法、契約条件
・概要と目的
・必要要な機能
・求められるシステム条件
・予算
・稼働時期
・評価エビデンスと評価基準
・動作環境
・その他
  
「提案依頼書」を基に、各ITベンダーやシステム開発会社から提出された「要求仕様書」から概算見積、新製品・新技術に関する知見、技術要件及び、どのような技術を保有しているか、どのような経験があるかなどを確認するとともに、本来の情報システムの目的を更に明確にすることができます。

2.システム導入から運用までの効果・効率支援

ITベンダー又は、システム開発会社から提供されたシステムを基に、今まで稼働していたシステムからのデータ移行、新システムの操作手順などの操作説明が行われます。

ITマネジメント支援は
事前にシステム提供先から評価エビデンスと評価基準の資料を精査するとともに、システム構築の目的以上の成果物であるか検証を実施します。

また上記と並行して、組織内部では利用者のスキルアップ、組織体制、セキュリティなどを実施し、情報システムの検証が終了と同時に稼働できる様に内部統制を行います。

3.リスクに対するプロジェクト管理の支援
Ch010

ITベンダー又は、システム開発会社に於いて、プロジェクト管理を円滑に遂行したいものです。
 
ITマネジメント支援は、
 
プロジェクトの進捗状況やシステム品質などのシステム全体のプロジェクトを客観的に分析し、継続的にリスクマネジメントを行います。問題ある場合は、プロジェクトを立て直しを実施することもあります。
 
何よりもプロジェクト関係者全体にシステムの目的、効果を理解していることが、プロジェクトを遂行する上で大切なことです。

 
そのほか、次項も行って参ります。
1.システムの進捗は、メンバーのモチベーションを把握し柔軟に対応するチーム組織で管理する様に体制を整えます。
 
2.リスクが発生しても最小限に時間と経費が抑えられ、柔軟に方向性を変えられる。かつ、計画の死守からくる負のスパイラルを回避できる様にプロジェクト体制づくりを行います。
 
3.品質管理は、評価する為の資料づくりに時間を浪費せずに、評価基準をパターン化し、そのいくつかの組み合わせで品質評価を実施します。

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